Too fool camper!

誰でもわかる!キャンプのルール&マナー

昨今のアウトドアブームでキャンプやBBQをする方が増加しています。
キャンプ場やBBQ場によっては全てスタッフがやってくれるところもありますが、基本は自分たちでやることが多いと思います。そんなとき大切なのは、その場所を使用する上でのマナーやルールです。ここでは特に無料キャンプ場や無料BBQサイトに絞ってご説明したいと思います。

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ルール編

1.基本、ゴミは全て持ち帰り

ゴミを処分するにはお金が掛かります。なので無料で出来る場所は「ゴミ持ち帰り」と掲示されているところがほとんどです。
公園に設置してあるゴミ箱があったとしても、それは散歩などで利用している方用で、BBQやキャンプで発生したゴミは対象外です。
不法投棄してしまうと場合によっては行政処分をうけたり、Twitterで写真が晒(さら)されることもあるのでゴミはシッカリと持ち帰りましょう。
※有料の施設ではゴミを分別すれば回収してくれるところが多いです。

2.基本、直火は禁止

昔からアウトドアを楽しんでいる方には意外ですが、最近のBBQやキャンプ場、川原では「直火禁止」と掲示されているところがほとんどです。
これは、終わった後の炭の処分の問題、あと土の中にいる微生物が死んでしまうこと、当たり前ですが芝生が焦げてしまうこと、山火事の防止などが背景にあります。なので、焚き火をする際は焚き火台を使う、カマドを作って焚き火をしたい場合は下にコンクリートブロックなどを敷く、などの対処をして焚き火をしてください。
※有料キャンプ場の中には直火ができるところもあります。

3.炭・灰は持ち帰り

炭は土に還りません。昔は土に埋めれば大丈夫という思い込みがあった様ですが、炭は炭素なので分解されるということはないのです。炭はゴミと同様に処分するのにはお金が掛かります。
火のついた炭は火消し壺に入れて持ち帰るか、水をかけて完全に冷ましてからビニール袋に入れて持ち帰りましょう。炭は燃えるゴミで捨てられます。BBQ・キャンプ道具に火消し壺をプラスすることをお薦めします。
※持ち運びできるコンパクト携帯火消し壺はこちら

4.騒音行為は控える

最近は小型スピーカーの性能が良くなり、どこでも音楽が楽しめるようになりました。しかしながら、自分が好きな音楽でも周りの人にとっては不快な音にも成り兼ねないこともあります。例えば、静かに過ごしたいと思っている方、物音がすると夜寝れないという方など、様々な方がいます。
自然の中で気持ちがオープンになり気分も大きく成りがちですが、節度を守り、大きな音や声は極力控えるようにしましょう。
※もし大きな音で音楽を流したい場合は、周りの方にこの音量で大丈夫かと聞いてもよいかもしれませんね…

5.施設は清潔・大切に利用する

公園、キャンプ場などは多く方が利用する公共の場所です。自分の家だと思ってキレイに、そして大切に利用しましょう。中にはトイレにティシュが散らばった状態にして出る方や、水道に生ゴミや食べカスをそのまま流してしまう方がいます。次に使う方が気持ちよく利用できるようにキレイかつ大切に利用しましょう。
※設備の破壊行為は絶対にしないでください(法により処罰されます)。

6.共有スペース付近の占有はしない

これはグループにあることですが、炊事場やトイレなどの共有スペースの目の前に陣取ってしまい、他の利用者の動線(通路)を塞いでしまうことです。たとえ場所がなくても動線は必ず確保するようにしましょう。それができないのであれば区画分けされた有料の場所を借りてやりましょう。

7.指定された所以外でやらない

当たり前のことですが、指定されたところでのみBBQやキャンプを楽しみましょう。自然環境を守る意味合いで指定されていることが多いですが、場合によっては山火事を引き起してしまったり、水害に巻き込まれてしまうことがあります。万が一のことが起きたときの責任(命や損害賠償など)は全てあなたに降り注ぎますのでご注意を!

8.自然は大切にする

前述した直火禁止はもちろんのこと、草木の伐採や枝を勝手に折る行為は禁止です。ハンモックを利用する際のロープワークで樹木を痛めてしまうこともあります。シッカリとやり方を学んでからチャレンジしましょう。
落ちている枝葉や松ぼっくりなどは積極的に活用しましょう!

マナー編

1.あいさつをしよう

特にキャンプ場ですが、管理人の方はもちろんのこと、炊事場などで他の利用者の方に会った際は挨拶をすると良いでしょう。これは誰が利用しているかが自分にとって、また相手にとっても分かるため防犯効果が期待できます。また、テントサイトが混雑している際なども、近隣の方に挨拶をしておくとトラブルが起きにくいかと思います。
一番は挨拶をすると気持ちよく同じ場(キャンプ場)を共有することができます。

2. プライバシーは守りましょう

少し挨拶と逆になってしまいますが、公共の場といえども最低限のプライバシーはあるかと思います。相手の望まない会話や相手のスペースに無断で入ったり覗き込むようなことはやめましょう。

3.設営はある程度の距離をとって

場所にある程度余裕があるのならば設営は他の方から5m程度離れた場所ですると良いかと思います。どうしても混雑しているのであれば、「この辺りに設営しても大丈夫ですか?」などと一声かけるとトラブルに成りにくいかと思います。

4.夜遅くの設営はやめましょう

キャンプ場に来ている方は自然が大好きです。なので基本的に生活リズムは日の出で起きて日の入りには夕食、夜早めに就寝という感じになります。なので、21時頃になると静かになるキャンプ場が多いかと思います。
ペグ打ちやガサゴソという音がとても目立ってしまいます。また、設営自体も暗闇の中では物が無くなったりと普段以上に手間取ってしまいます。
他のキャンパーの人から白い目で見られてしまうし、翌日は気まずい雰囲気を味わうことになります。なので、キャンプに行くときはシッカリと到着時間を確認し、必要に応じては翌日に変更、または中止なども検討することも大切かと思います。

5.深夜の調理は控えましょう

深夜といっても前述にもありましたが、キャンプ場で21時以降は深夜といっても良いかと思います(キャンプ場による)。静かになったキャンプ場では鉄板で何かを焼く音や飯盒・鍋などの金属音は周囲の人からすると、とても気になってしまいます。夜遅くに食事をする際は音の出るものは控え、お湯などで簡単に調理できるものなど周りに配慮することをオススメします。調理を始める前に周囲の状況(寝ている方がいないか等)を確認しておくことも大切ですね!

6.帰るときは、来たときよりもキレイに

撤収する際は、付近にゴミが落ちていないかを確認しましょう。落ちていたら自分のものとは関係なくてもなるべく拾いましょう(あまりにも大きいモノは難しいですが…)。キレイにしておけば次に利用する人も気持ちよくその場所を使うことができます。

まとめ

アウトドアはとっても楽しいです。行くからには思う存分楽しみたいものです。ただ、外にでるということは常に公共の場にいるということを意識しなくてはならないともいえるかと思います。自分だけが楽しめればそれでいいというのではなく「自然に、そして他人にも優しく」を心がけていけたらと思います。

モラリストキャンパーステッカー
そとあそび

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