Too fool camper!

キャンプの防犯について考えてみた

最近、寒さとコロナウィルスの関係でめっきりキャンプへ行けていない私ですが、ちょっとSNSで目にした投稿があり、記事にすることにしました。
その投稿とは・・・

マジで気持ち悪い。
酔っ払いが自分のテントに勝手に入ってきた。
帰ってくださいと言っているのに隣に寝て触ってきたりと気持ち悪かった。
女1人のキャンプってこんなに危険なんだ。。。

とあるTwitter投稿より引用(デリケートな内容なので埋め込みはしませんでした)

こんなことあってはならないのですが、現実的に起きてしまいました。
被害に遭われた女性キャンパーの方は本当に怖い思いをされたんだろうと思います。
ただ、この問題、実は意外と身近な問題なのだと思います。キャンプ場に張られているテントは鍵をつけていないものがほとんどです。最近は道具の盗難なども増えているそう。老若男女色々な人が出入りするのがキャンプ場、全てがマナーやモラルを守る善良な人とは限りません、残念ながらそうでない人もいます。ここではキャンプ場での注意点と防犯対策を紹介したいと思います。

キャンプ場で注意すること

  1. 管理人さんが常駐しているかどうか?
    キャンプ場でトラブルが起きたとき頼りになるのが管理人さん。有料キャンプ場のほとんどは常駐していますが中には時間で帰宅してしまうところもあるのでチェックイン時に確認をしておきましょう。無料キャンプ場は管理人がいないところがほとんどです。
  2. 利用者の数
    犯罪者は人の視線を気にします。完ソロや他のキャンパーが少ないときは充分に注意しましょう。
    ※電波の入らない僻地でのソロキャンプは特に注意しましょう。
  3. 死角に入り込んでいないか?
    人の目につかないところは犯罪が起こりやすい場所です。そういったところでは何らかの対策をする必要がありそうです。
  4. 利用者以外の出入りがあるか?
    キャンプ場によりますが利用者以外の方が敷地内を往来できるところもあります。当然、不審者も紛れ込んでしまう可能性があるので利用者以外が出入りできるキャンプ場は注意が必要かと思います。特に小さなお子さんを連れてのキャンプは絶対に目を離さないようにしないといけませんね。
  5. 一人感を出さない。
    犯罪者は無人、もしくは一人でいるあなたを狙います。とくに女性のソロキャンプは一人で来ていると知られないように注意しましょう。
  6. 親しき中にも礼儀あり。
    キャンプ中にいくら仲良くなっても他人は他人、タープ内やテント内に許可なく入ってくる人には要注意。とくに人の少ないキャンプ場では犯罪に発展する可能性もあるので相手や自分も含め人との距離感に注意しましょう。特に女性で心配な方は友達などに「私の異性の人との距離感ってどう?」などと聞いておくとよいかもしれませんね。
  7. 滞在中のSNS配信
    私も結構してしまうのですが、キャンプ中に位置情報設定をONにしたままインスタやTwitterなどで配信することがあります。事後に配信するのであれば良いですが予定を知られたりテントが不在になっていると知られてしまう投稿には充分注意しないといけませんね。

誰にでも出来る防犯対策

  1. 管理人さん常駐の場合は管理棟の近くでキャンプをする。
    キャンプ場によりますがキャンプ場のレイアウトなどを確認しておき、非常時には避難、もしくは通報できるようにしておくと良いかと思います。
  2. 貴重品は必ず身につけておく。
    財布や腕時計などの貴重品は必ず身につけておくことが大切です。また必要なもの以外の貴重品はテントサイトに持ち込まないことも大切ですね。必要に応じて小さな財布を持つなどの工夫がより防犯効果を高めます。
    ※車に貴重品を保管する際は車上荒らし(リレーアタックを含む)に注意しましょう。
  3. 高価な道具はテント内にしまい鍵をかける。
    金額の高い道具は転売目的の盗難にあう可能性があります。就寝時や外出時はインナーテント内にしまい、施錠するとある程度の防犯につながるかと思います。
  4. 外出時にラジオや音楽を鳴らしておく。
    散歩などの外出時にラジオやMP3オーディオを鳴らしておくと、あたかもテント内に人がいるかのように見えるので防犯効果が期待できると思います。ただ、音量には注意しましょう。自分のサイト付近が少し聞こえる程度がベストかと思います。
  5. 就寝時は内側から施錠する。
    面倒かもしれませんが、特に女性のソロキャンパーは就寝時にテントの内側から鍵をかけると良いかと思います。施錠が直接的に守ってくれる訳ではありませんが通報などをする時間を与えてくれると思います。
  6. 履いている靴とは別にサンダルをテント入り口に置く。
    犯罪者は複数人には襲ってこないもの。テントの入り口にサンダルが置いてあればテント内に別の誰かがいると思いソロだと思われ難くなります。また、外出時もテントの入り口にサンダルを置くと中で休んでいるかのように見えるためある程度の防犯効果は見込めるかと思います。
  7. 近くのキャンパーに挨拶をしておく。
    前述とは相対することになりますが、自分の存在を知っていてもらうことも防犯効果につながります。盗難などの予防や不審者を目撃していてくれる場合もあります。なので嫌で無ければ挨拶程度はしておくと良いかと思います。
  8. 防犯ブザーを携帯する。
    不審者が自分のテント内に侵入したときはもちろんのこと、何らかのトラブルで身動きがとれなくなった際に自分の存在に気づいてもらう意味でも携帯していると安心な防犯アイテムだと思います。ファミリーキャンプでは子供に必ず持たせておきたいアイテムですね。
  9. 催涙スプレーや消火スプレーを身近に備える。
    いざというときに使うことが前提ですが、身近に護身用のスプレーや消火スプレーがあると犯罪者に襲われたときに逃げる猶予を与えてくれるかと思います。熊用のスプレーでも流用できるかも? ただ、誤って使用した際は傷害罪など加害者になってしまう場合があるので基本的には最終手段的な要素が強いかと思います。

まとめ

これまで注意点や防犯対策について述べてきましたが、それはさておき、まずは自分自身が危険に対してアンテナを持つということも大切なのかなぁと思います。いくら良い環境にあったり防犯対策をしても自分の意識が欠けていると犯罪者はそのスキに入り込んできます。アウトドアは開放感があって楽しいものです。ただ、心も開放的になり過ぎると痛い思いをするかもしれません。
とはいえあまり疑心暗鬼になり過ぎるのもせっかくのキャンプを台無しにしてしまうと思います。出来る範囲で自分を守りつつ、楽しくリラックスした時間を過ごせればと思います。

獣除けに買った火薬鉄砲が使えるかも?

自分のテント付近に居ないはずの人影や気配を感じたら火薬鉄砲を撃ち鳴らすというのも有りかもしれませんね。もし文句をいわれたら獣かと思ったので鳴らしましたとか言えるし、普通に獣除けとしても使えるから防犯グッズとしてオススメかもしれません。
画像の火薬銃はダイソーのものを加工&塗装したものです。

【ご協力のお願い】
Too fool camper!はみなさまからのご協力により、より良いブログ記事や動画配信をすることができます。お買い物の際は下記のバナーからご利用して頂くと、アソシエイトプログラムによりお買い上げ金額の数%がToo fool camper!に届きます。
ご協力の程をよろしくお願いいたします。

コメントを残す