Too fool camper!

痛風って!? What’s too fool?

Too fool camperです。
今回は痛風についてのアレコレをお伝えしたいと思います。

痛風前のわたし

痛風が発症したのは29歳の頃でした…
体型は中肉の背が高い方です。身長182㎝で体重が82kgって感じですね。
食生活は肉、魚、野菜とバランス良く食べる感じで、晩酌はしないのですが、たまに外食するとビールを4.5杯、サワーやハイボールを5.6杯におつまみを絶え間なく食べてしまうところはありました(汗)。
健康診断での評価はいつもA〜B判定という感じでしたね。ただ、その頃に備考欄に「肝機能が低下しています」と書かれていましたが、当時の私は全く気にしていませんでした。

発 症

ある日の事でした。普段通りの生活をしていたのですが、ちょっと疲れが溜まってきたなぁという時がありました。疲れたときは喉をカラカラにして居酒屋でビールが最高!!っと友人と居酒屋へ。いつも通りにビールをたらふく飲み、気持ち良い気分で帰宅、就寝しました。ところが!深夜にふとトイレに行きたくなりトイレに向かうと…? 足の親指を打撲したかな!? 痛いんです。まぁ、きっとビールでも飲んで寝ればそのうち治るでしょwっと缶ビールを1本飲み再び寝ました。
そして翌朝。あ!足がーーー!!激痛です。足の親指が見事に膨れ上がり、まるで豚足です。急いで近くの整形外科へ行きました。症状を伝えるとお医者さんは一言「痛風ですね。」なんだそれ! 初めて聞く単語にビックリしたのと、治るのに1週間は掛かると聞き愕然としました。
※発作時の私の足(まだそこまで酷くない状態で撮影)

発症の理由

痛風はこの発作(疾患)の事をいいます。この痛風は体内の血中尿酸値が通常よりも上がり、それが結晶化して関節包内などに付着して炎症を起こすことで起こります。そして尿酸値を上げる要因としては、プリン体を多く摂取することがあります。
正常な人は尿酸は小水から排泄されるため、尿酸値が異常に上がるということはそこまでありません。ただ、実は私はその頃、水分補給をあまりしない人でした。仕事中はペットボトル500㎖を1本飲めば良いくらいで殆どトイレに行くこともありません、ビールを沢山飲んでもトイレに行く回数は0〜1回程度で、昼間と夜とでダブルに尿酸値を上げることをしていたのです。それに加えて尿に体の不純物(プリン体も含め)を排泄させる肝臓の機能が低下していたため発作が起こったのです。

治療方法

一度発症した足に対しての治療方法は基本ありません。ひたすらに患部を冷やし、水を沢山飲んで小水から尿酸を体外へ出して尿酸値を下げるしか方法がありません。少なくても2〜3日は激痛が続きます。その痛みは一番酷いときで「タンスに足の親指を思いっきりぶつけたときの痛み」が永遠続く感じです。一応、処方箋もお医者さんからでますが、基本は痛み止め(ロキソニン)と尿酸を尿から出し易くする薬(クエンメット)、尿酸の生成を抑える薬(フェブリック)、患部の炎症を和らげる塗り薬(気休め程度)という訳で、すぐに痛みを無くすような特効薬はありません。

痛風は体質

※持論ですが
痛風の発作が起こり、色々な方から痛風は「贅沢病だ!」と言われたことがあります。また、「痛風治ったの?」と聞かれることもよくあります。わたしは敢えてお伝えします。痛風は生まれ持った「体質」なのです。ただ、ある条件を満たしたときに痛風の発作が起こり、痛風体質ということが判明するというわけです。なので、痛風は治るものではありません。ずっとお付き合いするものなのです。※実は大小ありますが何度も発作を起こしています。
人によっては日常の尿酸値があまり高くないのに痛風の発作が起こる人もいます(わたしです)。痛風は遺伝的な体質、病気なのです。
あ、ちなみに尿酸値が高くても痛風にならない人は、尿管結石というこれまた痛い病気になりますからご注意をw

痛風と仲よくお付き合いする方法

以下はわたしが日々実践していることです。

  1. 水をこまめに摂ること。
    これは最も重要なことだと思います。水を飲めばトイレに行く回数が増え、尿酸を排出する機会が増えます。
  2. 処方された薬を飲む。
    当たり前のことだと思われますが、常用する薬としてフェブリック(プリン体から尿酸を生成するのを抑える薬)とクエンメット(尿酸を排出し易くする薬)をわたしは毎日服用しています。
  3. プリン体を多く含む食品をなるべく食べない。
    まずは、汗をかいたあとに飲みたいビール、魚卵、魚粉、干物、レバー、エビ、干し椎茸、あん肝、白子など。詳しくは公益財団法人 痛風財団さんのHPへ
    わたしはみんな食べたいので、少量摂ることにしていますw
  4. 過度な運動(無酸素運動)をするときはクエン酸水を飲む。
    過度な無酸素運動は体内でプリン体を生成します。
    これも体験談ですが、ジムへ行き思いっきり汗を流しながら筋トレをしていたら(もちろん水分補給はしていました)翌日に痛風の発作が起こりました。クエン酸は体内の尿酸を尿から排泄し易くします。なのでジムで筋トレする際にはクエン酸飲料を飲むことをオススメします。
  5. ストレスを溜め込まない
    意外ですがストレスでも体内でプリン体を生成するそうです。
    程よく息抜きをしながら、ゆとりある生活を。

まとめ

痛風といえば突発的な病気と思いますが、体質的なもので自分の体質を理解して生活改善をしていけば、仲良くお付き合いできる病気なんです。とはいえ、わたしも日々「痛風さま」を勉強中ですから、油断は大敵。あの激痛を再び味合わないようにToo fool LIFEを楽しんでいきたいと思います。

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