Too fool camper!

舌下免疫療法!!

全く今の季節とは関係ない訳ではありませんが、花粉症対策のお話です。
実は、わたくしToo fool camperは根っからの花粉症です。
その歴、25年は経ちますかね!?
もう3月、4月は地獄で涙と鼻水が止まらない状態でした。

ここで、「でした」と書いたのは、実は花粉症が治ってきたのです!
今まで、スギ花粉が飛び出す1月後半から5月上旬まで、耳鼻科で処方される飲み薬と目薬を使い、そして外出するときは必ずマスクを着用するのが私の花粉症対策だったのですが、なんと!根本的に花粉症を治す方法があったのです!!

それが、免疫治療である舌下免疫療法です。
以前は、薬以外の花粉症治療といえば、レーザー治療や注射で行う減感作療法はあったのですが、レーザー治療は鼻の粘膜を焼いて花粉を取り込まなくさせるというものでしたが、しばらくすると粘膜が元に戻り、次のシーズンにまた治療をしなくてはならないという弱点があり、また、減感作療法は、花粉症を完治できるものの、最初に週1-2回の通院を維持量に達するまでしなくてはならず、その後も月に1回の通院を完治するまで2年程度の続けなくてはならない、しかも出来る病院が大きな病院と限られているので、通院に時間が掛かってしまうというものでした。

舌下免疫療法のとは

スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。アレルゲン免疫療法は、100年以上も前から行われている治療法です。主には、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていますが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。

出典:鳥居薬品『トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ』

舌下免疫療法の流れ

  1. 治療のできる耳鼻咽喉科をさがす。ここで、承諾書が渡されます。
  2. アレルギー検査(採血あり)。どのアレルギーがあるかを検査します。
  3. 数週間後に結果が出て、舌下免疫療法が可能であれば、初期の治療薬(薄め)が処方される。(1日1液)
  4. 1週間服用後に診察。異常がなければ通常の濃度の治療薬が処方される。(1日1液)
  5. 約1ヶ月毎に通院する。その際に薬が処方されます。
  6. 約3年で花粉症が完治。(個体差があります)
私の服用している治療薬

舌下免疫療法のメリット

  • 一番は花粉症が完治するということ。なので、マスクや目薬も要らなくなります。
  • 治療薬を口み含んでから飲むだけなので痛くない。
  • 基本は毎日服用だけど、2.3日だったら忘れても大丈夫。
  • 専用の服用アプリがある。
  • 医療保険が適用されるので、低コストで治療ができる。

舌下免疫療法のデメリット

  • 3年間毎日服用しなくてはならない。毎朝の習慣化すれば大丈夫?
  • 薬の管理は厳重に。全く治療薬を飲んだことがない人が服用するとアナフィラキシーショックを起こしてしまいます。触れただけでもかぶれてしまうらしい。
  • 耳鼻咽喉科の収入が減ってしまう。花粉症が完治するので通院しなくなる(笑)

まとめ

実は私自身が現在、服用しています。服用し始めて来年で3年になりますが、確実に花粉シーズンの症状が減ってきています。昨シーズンは若干ムズムズはするものの目薬やマスクもせずに済みました!
アウトドアやバイクが大好きな私にとっては、花粉症は死活問題だったので、この舌下免疫療法はまさに救いの神でした! これで来年はスギ花粉が飛んでいる春にマスク無しでアウトドアライフを堪能できますねw
ちなみに、ヒノキ花粉やイネ科の花粉の方も、実はスギ花粉が原因だそうなので、是非とのこの機会にお試しください!!
あと、始めるには全くスギ花粉が飛ばない時期でないといけないので、やるなら今がチャンスです!

取り敢えずの花粉症対策には

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