先日TOKYO OUTDOOR WEEKEND2019に行ってきましたToo fool camperです。
いやぁ〜、凄い盛況ぶりでした! 色んなメーカーが出店していましたが、一番印象に残ったのはヒロシさんとベアーズ島田キャンプさんのトークショーでしたw
さて、今回は、DIETZのランタンをエイジング加工してみたので、そのやり方を記載したいと思います。
エイジングできるランタン
基本的に無塗装のブリキ製ランタンに限ります。ブリキ製であればエイジング加工することができると思います。
購入したばかりのランタンはこんな感じでピカピカ。
必要なもの
- クエン酸粉末
- スプレー容器(100円均一)
- 水
- ティッシュペーパー
- キッチンペーパー
- 潤滑オイル(KURE5-56)
- ウェース
エイジング加工
・STEP 1 クエン酸水を作る
ブリキを腐食させるためクエン酸溶液をつくりスプレー容器に入れる。
痛風もちの私は、クエン酸粉末を持っていたので、それを使ってみましたw
・STEP 2 クエン酸水をランタンに噴きかける
クエン酸水がランタンに付着しやすいようにティッシュペーパーの上から噴きかけていく。噴きかけるとティッシュペーパーがくっつきます。場所に応じて細く短冊状にすると作業がしやすくなります。エアーが入ると腐食ムラになってしまうので指で空気を抜いていきます。
こんな感じに全体にビッシリとティッシュペーパーが張り付いたら完了です。若干ポタポタと下に垂れるぐらいが丁度いいと思います。しばらくすると少しずつ色が変化していきます。
1時間後のランタンの様子です。
こんな感じで全体が腐食し始めます。
最初は錫(スズ)メッキがされているので、黒く腐食しますが何度かSETP2〜STEP4を繰り返していると画像のように茶色く錆びてきます。
この状態で3〜4時間程度放置します。最初は腐食しにくいので乾いてきたら再度スプレーすると良いかと思います。
・STEP 3 水で洗い流す
腐食が止まったら、水で洗い流します。張ったティッシュで腐食部分を拭き取ると地肌が出てきます。
※このときランタンの燃料タンクに水が入らないように注意してください。
※錫(スズ)メッキが残っていると黒く腐食するので、それが茶色く腐食してくるまでSTEP2〜STEP4を繰り返し行ってください。
・STEP 4 キッチンペーパーで拭き取る
ランタンに付いた水分と腐食した部分をキッチンペーパーで拭き取ります。とはいえ腐食部分は全て拭き取ることはできないので、ランタンが壊れない程度の力加減で拭き取って落ちなければ諦めてください。
ある程度の黒ずみは渋みとしてプラスに捉えましょう。
・STEP 5 潤滑オイルで錆止め処理
エイジング加工したブリキは鋼板の地肌が見えた状態なので錆びやすくなっています。
潤滑オイルを全体に塗って錆止め処理をします。
このとき磨き過ぎてしまうと、せっかくの風合いがなくなってしまうので丁寧にウェースを使って全体にオイルを塗りましょう。
・エイジング加工完了
こんな感じで仕上がりました。
ピカピカでいかにも新品です。というところから使用感がだいぶでたと思います。
たまたま思いつきでエイジングにチャレンジしてみましたが意外と良い感じで出来たと思います。
まとめ
アウトドアブームでアンティークランタンが高値で取引されている昨今、ちょっと雰囲気のあるランタンを気軽に手に入れたいものです。そんなときにエイジング加工を試してみてはどうでしょうか。錆びやすくなるリスクはありますが、その風合いは結構イイものですよ。
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