みなさん芝生の上で焚き火台を使って焚き火をしたとき、下の芝生が焦げてしまったことはありませんか?
芝生にとって熱は大敵です。熱湯をかけただけでもその部分が枯れてしまいます。みんなで使うキャンプ場だからこそキレイに利用していきたいですね!
ということで今回は焚き火の熱で地面を痛めない「焚き火用ベースシート」を作ってみました。
焚き火用ベースシート
遮熱性と耐火性の違い
ベースシート作成にあたってまず、生地選びから始めました。市販のベースシートは、シートが薄手で燃えないというのが特徴で携帯性に特化しているものが多いようです。しかし、火元との間にコンクリートブロックなどで距離を作らなければ下の芝生が焦げてしまうというものが多く、耐火性(燃えない)はあっても遮熱性が低いものが多いように思えました。
そこで調べたところ、ベースシートにぴったりな生地があったのでそちらを使用することにしました。
カーボンフェルト F-350
旭産業株式会社のカーボンフェルトF-350という製品です。
瞬間耐火温度 1300℃
連続使用温度 250℃
わりと耐火性能は低いのですが生地の厚さがなんと2.8mmあります。
昔、大学の授業で最も断熱性が高いものは「空気」と教わりました。
その空気を含んだ層が2.8mmあるということです。
これは遮熱性が期待できますね!
試しにSOTOのスライドガストーチで炙ってみましたが、表面が赤くなるだけで生地は焦げず、熱もこもることなく平気でした。
用意するもの
- カーボンフェルトF-350
今回、ピコグリル398にと探していたところ、楽天で約50cm×約50cmのサイズで1,500円というものがあったのでそちらを購入 - 皮ポンチ12mm
ホームセンターで700円程で購入 - 両面ハトメ12mm(真鍮)
ハトメは真鍮で格好良くしたいのでホームセンターで300円程で購入 - 両面ハトメ工具キット
100円ショップで購入 - トンカチ
家にあるものを使用
合計で2,400円程度で作れちゃうんです!
手順
- カーボンフェルトの四隅にトンカチでポンチを叩いて穴をあける
下に要らない雑誌や重ねた新聞紙を敷くと上手に穴をあけられます。 - 穴をあけたところをハトメ加工する
ハトメが動かないようにシッカリトンカチで叩いて止めましょう。
あっという間に完成しました!!
ブログの記事にするかどうかも迷うくらいに簡単ですw
実際に使ってみました!
土サイトでは分かり難いですが、芝生サイトではシッカリと地面を保護できているのがわかります。ちなみに芝生の方では3泊4日計5回焚き火をした地面です。
収納はダイソーの巾着に!
まとめ
ちょっとの出費で地面を焦がさない安心感を得ることができました。
しかも、簡単に作れるところもイイですね!!
ただ、焚き火用ベースシートの上で直火はできませんのでご注意を!
あくまでも焚き火台の使用を前提としています。
あと、焚き火後に下に落ちた灰を片付ける際もとても便利でした。両端を持ってそのまま火消し壺に流し込めば楽に片付けられます。
焚き火をされる方は是非トライしてみてください。
携帯できる便利は火消し壺はこちら
【ご協力のお願い】
Too fool camper!はみなさまからのご協力により、より良いブログ記事や動画配信をすることができます。お買い物の際は下記のバナーからご利用して頂くと、アソシエイトプログラムによりお買い上げ金額の数%がToo fool camper!に届きます。
ご協力の程をよろしくお願いいたします。
コメントを残す