今回は無骨キャンパーの憧れハップテントを気軽に低価格で楽しめるBUNDOKソロベースをご紹介します。
- パップテントとは
- BUNDOKとは
- SOLO BASE (ソロベース)BDK-79のスペック
- U.Sパップテントとのサイズ比較
- 試し張りしてみた
- インナーテントを取り付ける
- インナーテントの装備
- 気になるソロベースの耐水性
- 張り方いろいろ
- YouTube
- まとめ
パップテントとは
軍隊で使われていた軍用テントのことで米軍では「パップテント」と呼ばれています。日本では軍隊で使われる幕で「軍幕」と呼ぶ方も多くいます。国によって形や色が異なりますが、ここでや米軍のU.Sパップテント(三角柱を寝かした形)を「パップテント」と呼ばさせていただきます。
特徴としては、ハードな環境で使用することを想定しているため極力簡素なつくりに成っていて材質は丈夫な綿100%。ボールは軽量で丈夫、折れてもすぐに交換できる木製です。インナーテントやグランドシートなどは一切ありません。
BUNDOKとは
「より手軽に、快適なアウトドアライフを楽しむ」をコンセプトに機能や価格など、あらゆる面で商品開発をするアウトドアブランドで、新潟県三条市にある株式会社カワセが展開しています。
SOLO BASE (ソロベース)BDK-79のスペック
収容人数/1名
サイズ
・アウター(フライ)/W360xD190xH110cm
・インナー/W190xD85xH100cm
・メインポール/115cm
・サブポール/130cm
収納サイズ/約40cm x Φ20cm
材質
・アウター(フライ)/コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%)
・インナー/メッシュ部分:ポリエステル、フロア部分:210Tポリエステル(耐水圧PU3,000mm)
・ポール/アルミ合金Φ16mm
重量/約4.4kg
その他付属品/ガイロープ(メイン用x2本、サブ用x2本、サイド用x2本)、V字ペグx18本、エンドキャップx2個、テント用収納袋(コットン混紡生地)、ポール用袋(ポリエステル)、ペグ・ロープ用袋(ポリエステル)
U.Sパップテントとのサイズ比較
U.Sパップテントに比べソロベースは幅が30cm大きいです。身長182cmの私としてはU.Sパップテントだとちょっと狭い感じがあります。ビジュアルを極力近づけようとした開発者の熱意が伝わってきます。
試し張りしてみた
①メインポールを立てる
まず、メインポールを後端が内側に向くよう地面に置く(このとき先端がテントの幅になるようにする)。次にアウターテントを上に被せポールの差込みにポール先端を差し込む。メイン用のロープの輪をポール先端に引っ掛けV字にロープを広げペグダウンする。そして、自在金具でロープを張りメインポールを立てる。同じ様にして反対側もメインポールを立て、両方の先端にエンドキャップを取り付ける。
②アウターテントをペグダウンする
収納袋に付いている説明書の様にメインポールの両サイドから順番にアウターテントをペグダウンする。
ペグダウンし終えたら再度ガイロープとベルトのテンションを張ると綺麗にシッカリと設営できます。
虫のいない秋や冬ならシートやコットでワイルドに野営できそうですねw
インナーテントを取り付ける
U.Sパップテントには付いていないインナーテントが付属しているのもソロベースの魅力です。
①インナーテントの上部をアウターテントに取り付ける
まず、インナーテントの上部両サイドにあるバックルとアウターテントの側のバックルを取り付ける。次に真ん中にあるピンをOリングにはめる。
②インナーテントの下部を固定する
インナーテント下部奥にあるバックルをアウターテント側のバックルに取り付ける。次に手前側にある固定用ベルトをペグダウンして設営完了です。
※インナーテントは耐久性がちょっと心配なので、なるべく丁寧に扱う方が良いかと思います。
インナーテントの装備
⑴内部の両サイドにポケット
懐中電灯など、ちょっとした物を入れるにはとっても便利ですね。
⑵左側上部にランタンフック
夜間にあると便利な装備です。
⑶全面両サイドにタッセル
メッシュ部分を束ねられる様にタッセルが付いています。
気になるソロベースの耐水性
ソロベースのアウターはコットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%)で出来ていて、更に防水加工をされているので水弾きバッチリです。
※洗剤などで洗ってしまうと防水性能が低下する可能性があります。
ソロベースのポリコットンは水をよく弾く😁👍🏻 pic.twitter.com/3Dz9cxTiTt
— Too fool camper!@寒いの苦手 (@toofoolcamper) July 1, 2020
インナーテントもフロア部分が210Tポリエステル(耐水圧PU3,000mm)と雨に強い設計になっていて、更にはバスタブ状になっているので安心してキャンプを楽しむことができます。
※心配な方は別途でグランドシートを使用すると良いかと思います。
張り方いろいろ
付属のサブポールの位置や落ちている枝を使うことで色々なアレンジで張ることが出来ます。
リニューアルオープン初日に新幕下ろし🏕
— Too fool camper!@寒いの苦手 (@toofoolcamper) July 1, 2020
落ちていた枝でポールを作って無骨スタイルにしてみました😁👍🏻
ゆるBUSH楽しいw#ゆるBUSH pic.twitter.com/oFUfxuJXoj
張り方アレンジ雨天バージョン☔️
— Too fool camper!@寒いの苦手 (@toofoolcamper) July 1, 2020
両サイドに水が落ちるように真ん中を高くしてみました😁 pic.twitter.com/KGbcLZ7LsL
暇なのでガチっぽいのを作ってみました😁
— Too fool camper!@寒いの苦手 (@toofoolcamper) July 2, 2020
ランタンハンガー付きポールの完成です👍🏻
やれば出来るものですねw pic.twitter.com/jRzF2R7dYe
ファスナーの閉める箇所とロープをハトメに通す位置で色々なバリエーションを楽しめます。
私なりの工夫
固定用ベルト
収納時に使う紐が安っぽく貧弱で使いにくかったので、Amazonで探した固定ベルトを使用しました。これでシッカリとコンパクトに収納できます。
ペグの収納バッグ
ペグを入れる袋がガイロープと共用だったので、使用後にロープが泥だらけになることがあり、別途セリアのツールバッグにグランドシートのペグと一緒に収納することにしました。
YouTube
まとめ
今回、BUNDOK製品を初めて買いましたが、品質、価格ともに大満足でした。ずっとU.Sパップテントに憧れていて調べていたのですが、価格が高く、それにファスナーは自分で加工して付けなくてはならないことがハードルとしてありました。しかしながらソロベースは価格が安く、そして何よりも加工をしなくても良く、さらにはインナーテントまで付いているので勢い余ってポチってしまいました!
価格は高いですが、秋冬のキャンプに使えるスカートや煙突取り付け用の窓が付いている上級モデルもあります。
BUNDOKソロ ベース EX BDK-79EX
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