千葉県は南房総にある国定公園「大房岬(たいぶさみさき)自然公園」内にある公営キャンプ場をご紹介します。
大房岬自然公園キャンプ場
基本情報
個人的評価 ★★★☆☆
都心から高速を使って約1時間30分で行ける好立地で南房総の富浦町にあります。南房総といえば温暖なイメージで私が行った3月も暖かく快適でした。
キャンプ場は国定公園内にあり、トイレ、洗い場、炊事棟、シャワー室などの共有部分は綺麗に整頓清潔にされています。
園内には東京湾が一望できる展望台や走り回ることができる芝生広場、砂浜?(遊泳はできない)、戦争遺構などがあります。
ただ、チェックイン・チェックアウトが特殊(後述)なのとキャンプサイトへの荷物の搬出入が少し面倒な感じでした。
◆施設情報
第1キャンプ場(木に囲まれたサイト) 30張程度
第2キャンプ場(芝生の多いやや斜面の開けたサイト) 25張程度
※テントのサイズや人数によって変化します。
◆その他施設
トイレ(水洗・洋式)・炊事棟(屋根付き)・洗い場は第1キャンプ場第2キャンプ場ともに各1ヶ所ずつあり。シャワー室あり9:00〜21:00(ビジターセンター横)
※水道水は飲用可
※洗い場や炊事棟の長時間の占有はやめましょう。
◆利用料金
・~5人用テント(前室なし)
630円/1泊(1張)※前室ありは別途料金
・6~10人用テント(前室なし)
1,260円/1泊(1張) ※前室ありは別途料金
・タープ利用(3m×4mまで)
630円/1泊(1張)
・タープ利用(3m×4m以上)
1,260円~/1泊(1張)※詳細は問い合わせ
・デイキャンプ
無 料(混雑時は受入不可)
注)キャンセルする場合は早めに連絡してくだい。
◆予約・問い合わせ
<予約>
電話予約のみ(ビジターセンター) 0470-33-4551
※予約受付開始は利用月の1年前の1日9:00〜
※デイキャンプの予約受付開始は利用月の1ヶ月前の1日9:00〜
※空き状況はこちら
問い合わせフォームはこちら
チェックイン・チェックアウト方法
<チェックイン>13:00〜16:00
- ビジターセンターに直接行かず手前の公共駐車場に車を駐車。
- インフォメーションセンターで通行許可証を貸りる(13:00〜16:00)。
- 通行許可証を車の見える位置に置きビジターセンターへ向かう(場内ハザード点灯し20km/h以下で走行)。
- 車をビジターセンター前or横へ駐車し、センター内受付でチェックイン手続き。
- センター前にあるリアカーを使いキャンプサイトへ荷物を搬入。
- 搬入後に受付に声をかけ、車を公共駐車場へ移動し駐車する。
- インフォメーションセンターに通行許可証を返却。
※基本、車は公共駐車場へ駐車します(無料・24時間出入り可、徒歩10分程度)。
※オートバイも必ずインフォメーションセンターに立ち寄ってください。
<チェックアウト>8:30〜11:00
- 荷物をリアカーにまとめる。
- インフォメーションセンターで通行許可証を貸りる。
- 通行許可証を車の見える位置に置きビジターセンターへ向かう(場内ハザード点灯し20km/h以下で走行)
- 車をビジターセンター前or横へ駐車し荷物を車に積む。
- 積み終えたらビジターセンター受付で声をかけてチェックアウト、受付の指示に従い公共駐車場へ向かう。
- インフォメーションセンターに通行許可証を返却。
※混雑時はリアカーの台数に限りがあるのでスタッフへ声をかければある程度の時間は多めにみてくれそう・・・
※オートバイも必ずビジターセンターに立ち寄ってください。
利用上の注意点
- オートキャンプはできません。
- 燃えるゴミ(紙、ビニール、生ゴミ等)は指定ゴミ袋(45ℓ1枚で60円)を受付で購入し分別すれば回収してくれます。
- ビン、缶、ペットボトルは分別すれば捨てられます(洗浄してから捨てましょう)。
- 直火は禁止です。燃え残りや灰は炭捨てのペール缶を賃りられるのでそちらへお願いします。
- トイレは綺麗に使いましょう。
- ペットのご同伴はできません。
- 場内花火禁止(ビジターセンター前のみ手持ち花火可)。
- 深夜の騒音行為はやめましょう。
- 利用中は食べ物やゴミをテント内にしまいましょう。獣(主にトンビや野猫)が寄ってきて荒らされます。
アクセス
東京から車で1時間30分
JR内房線 富浦駅から市営バスで10分
※市営バスは出発時刻の30分前までに予約が必要です。詳細はこちら
◆場所
住所 千葉県南房総市富浦町多田良1212-39
その他
◆薪の販売
杉薪 500円/束
樫薪 400円/束
炭(1kg) 250円
まとめ
チェックイン・チェックアウトが独特な感じでしたが国定公園内ということで設備は古いものの綺麗に整備清掃がされとても居心地の良いキャンプ場でした。今回は第2キャンプ場を利用しましたが崖の上?にあるため眺めがめちゃくちゃ良くて東京湾が一望できました。ただ場所によっては海からの強風をモロに受けてしまうため設営に自信のない方、焚き火を楽しみたい方は海が見えるボジションは避けた方が良いと思います。私はテントが若干そのポジションにかかっていたため夜になり強風でポールがギシギシ鳴って安心して眠れませんでした…
第1キャンプ場は木に囲まれていて風の影響を受けにくいそうなので不安な方は第1というのもありだと思います(少しトイレが遠いかも)。場内には磯遊びが出来そうな海岸や芝生の広場、戦争遺構があったりと遊ぶ要素も多いのが嬉しいところですね。繁忙期の土日は予約がいっぱいなので早い時期に予定を立てられる方は早めの予約をオススメします。
今日は昨日と打って変わって風が吹き荒れてる😱
— Too fool camper!@山林が欲しい (@toofoolcamper) March 5, 2022
防風林のない場所はヤバイことに…
私のところはギリ風が弱くて良かった😊 pic.twitter.com/pa0TkuxxKO
周辺案内
スーパーおどや
房総半島を中心にするローカルスーパーで地の物を安価で購入することができます。
東京から向かう場合は通り道にある岩井店がキャンプ場からは船形店がオススメ。
入浴施設
Hotel & Resorts MINAMIBOSO(旧ロイヤルホテル)
営業時間 15:00~22:00
※最終受付時間は20:00迄
こちらはキャンプ場から歩いていける日帰り入浴ができるホテルです。
入浴券をビジターセンターで購入すれば通常1,200円⇨800円で入浴できます。
※貸しバスタオル・貸しフェイスタオル無料。
露天風呂(温泉)、大浴場、サウナ
崖観音(大福寺)
断崖絶壁に建つ真言宗智山派の寺院で岩に彫られた仏像と館山の海岸線を一望できます。
ただ階段がかなりキツイので体力のない方は要注意です。
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